設立までの経緯

創業者 八浪敏恵 は、平成6年福祉時代の到来を予感し、自らの理念を実現すべく社会福祉法人「恵熊会」を設立した。従来養護学校(現支援学校)をはじめ、さまざまな経緯で求職依頼のあった知的障がい者の自立に、深い関心と親身の愛情を注いできた創業者は、私財を投げうち20人の定員で知的障害者の場「熊延観光福祉工場」を開設し、福祉事業の第一歩を踏み出した。

平成9年管理棟改築竣工し従業員作業の環境整備に多大の尽力を払い、平成12年の作業棟増築により障がい者の雇用拡大、経営安定による自立促進をすすめ、30人の定員となる。

障害者自立支援法(現 障害者総合支援法)の施行により平成20年4月 多機能型事業所めぐみ学園(現 めぐみ学園)定員36名(就労移行支援定員 6名、就労継続支援A型定員10名、就労継続支援B型 20名)を設立した。令和4年4月1日現在、就労継続支援A型、就労移行支援を廃止し、(就労継続支援B型 20名、共同生活援助 8名)定員28名となっている。

将来の高齢化を見据えて障がいを持つ人々の楽園を築くべく、新たなる事業の展開を模索、職員の先頭にたち、又時には障がい者とともに作業に汗を流し日夜献身の努力を重ね、地域との融和を第一に配慮しつつ今日に至っている。

理事長 有村 聡